今朝姫路市倫理法人会経営者モーニングセミナーで内海さんが講話しました。
内海さんはヤエガキ時代の私の上司でした。
中国でも日本でも教師をしていましたので、日本での本当の社会生活は
内海さんから教えてもらったと言っても過言ではありません。
国際貿易と言ってもまず日本のことがわからない。
そんな東も西も分別のつかない私にとって、内海さんは頼れる
よき師匠であって、こころの置けないよき友人でした。
内海さんのお父さんは長年たつの市新宮町町長をしていましたが、
お正月にはおせち料理に家族で呼ばれたりしました。
その流れで今でも内海さんとは家族ぐるみの付き合いをさせていただいています。
内海さんは出張旅行を合わせて156回海外に行っています。
その視点から見た「和」の心、「和」の食文化には目を見張るところがありました。
一期一会を大事にする和の心を、東北大震災、日本オリンピック招致委員会専務理事で
当時のミズノ社長の事例などを持って講話しました。
和食の世界遺産登録には「日本人の伝統的食文化」のキーワードのもと、
1.四季折々の旬の食材に、無病息災を願うおせち料理など
2.いただきます・ごちそうさまという自然への尊重と感謝
3.家族を大切にし村との結びつきを大事にする心
4.フードの多様性、人々の気配りなどを揚げました。
私はこれまでの講演で日本人のお弁当精神⇒頑張る精神;
トンネル精神⇒不撓不屈の精神;匠の精神⇒極みの精神を
訴えてきました。内海さんの話を聞いて、これからは日本人の和の心と、
和の食文化を加えようと心を新たにしました。
昔内海さんから教えてもらった言葉があります。
「よいお酒は良い人格を作る」。