先日いつもお世話になっている副島さんご夫妻の紹介で
中国からの顧さんにご縁をいただきました。
車のエアバッグでタカタが話題になっていますが、副島さんの
紹介で顧さんのご主人の王さんがダイセルに入りエアバッグの
研究開発に携えました。タカタのおかげでダイセルのエアバッグは製造が
追いつかないほど忙しく、王さんは中国とマレーシア現地指導でてんてこ舞いの
状態だそうです。
今日の主人公は顧さんですが、王さんと一緒に東大出で、最初はパートの
分析員としてダイセル中央研究所に入ったそうです。
それがあるプロジェクトで30億投資の課題を5億程で王さんが開発したそうです。
それがきっかけで王さんはパートながら社長賞を受賞し、正社員になり、今は
主席研究員として活躍しています。
でも、命の力⇒生命力の主人公は王さんではなく、王さんの双子の息子さん達
です。二人とも1350gほどの未熟児で生まれ、集中治療室で2か月以上お母さんと
隔離の日々を送りましたが、奇跡的に生き延びました。
その影響で小学校を卒業するまで二人とも体力が弱く、いじめられっ子だったそうです。
本人たちの懸命な努力と親の血のにじむようなフォローで二人とも立派な医大生になりました。
昨日古事記ロードを歩いていたら岩の上にくっついているような木を見つけました。
風にすぐにでも吹っ飛ばされそうですが、岩の隙間から根を下ろしたかたくましく
聳え立っていました。
命の力⇒生命力です。
生きる力を改めていただいた食事会と
山行でした。