朝早く小樽を出発し旭岳に向かいました。
ロープウェイで1600mの姿見駅まで行きます。
旭岳は北海道の屋根大雪山山脈の盟主で2291mですが、本州の3000m級の
山に匹敵する山で、9月の初めだというのにすでに紅葉が始まっていました。
活火山の山で今も山腹からは煙を吐いています。
風は強かったですが、山頂からの360度眺望は素晴らしかったです。
十勝岳は登山口の望岳台まで行きました。
13年前北海道の100名山を駆け巡るときは、小樽からまず十勝岳に登り、その足で旭岳を
登りましたが、真夜中に登って下りたので、十勝岳の山容や山頂からの眺めはまったくです。
今回は登頂はしませんでしたが、ゆっくり山頂を眺めることができました。
十勝岳も活火山で山頂付近からは旭岳よりもっと大きな噴煙を上げていました。
でこぼこの溶岩道をしばらく登りながら、真夜中にこんな山を登ったかと家内が
感心していましたが、穂高連峰や北アルプス、南アルプスの夜間登山に比べたら
なんでもないよ、それより熊の出没に注意の看板のほうが怖かったと言ったら、
家内が驚きの顔をしてました。
望岳台近くの十勝岳温泉は最高でした。有馬温泉の金泉を彷彿させるお湯ですが、
昔はこんな素晴らしい温泉が登山口の近くにあることすら知りませんでした。
懐かしい旭岳登山、十勝岳探訪でした。