「老後の初心忘るべからず」
初心といえば、若い時の志を指すのが普通ですが、老後の初心とは
私も初めてです。
でも、ゆっくり考えてみれば、還暦を過ぎてからも、これをやってみたいとか
あれに挑戦したいとかがあったことに気づかせてもらいました。
老後の初心といえば、それらしいものが私にもありましたが、今は目の前の
忙しさに追われてすっかり忘れてしまいました。
一つは、還暦を迎えたら本格的にスキーをやることで、もう一つは本格的に
アコーディオンを始めることです。
今からでもやればできないことはないですが、スキーはエベレストのおかげで
始めたいと家内に言えなくなりました。
アコーディオンは、今も家内は奨励していますが、怠けが先行して10年前に
家内が買ってくれたアコーディオンが寂しそうに眠っている状態です。
この度、世阿弥の「老後の初心忘るべからず」に大いに励まされ、スキーは
まだ始めたいという勇気が湧いてきませんが、アコーディオンはスタートして
みたいと思うようになりました。