2月末からマルセイたつの工場の改修が始まりてんてこ舞いの毎日です。
内装が終わりましたが、事務所にしてもいいくらい立派になりました。
これから新しい設備が入りますが楽しみです。
去る2月25日近くの栗山町善助ふれあいサロンで「お母さん生んでくれて
ありがとう」と題して講演させていただきました。
元キャッスルホテル支配人だった高澤さんが会長です。昔中国語の勉強に
北京に行ってきた高澤さんの娘さんが息子さんを連れてきてくれたのには
サプライズ的感動でした。本当にアットホーム的な勉強会でした。
3月の初め忙中閑を盗むというか兄弟で山形に行ってきました。
山形についてすぐ山寺こと立正寺を訪ねました。
「閑さや岩にしみ入る蝉の声」松尾芭蕉のこの俳句で一躍有名になった立正寺ですが、
地元では山寺と親しまれています。
芭蕉の句碑は歳月に風化され文字が見えにくくなっていました。
寺の山門をくぐるや否や差し迫ってくる断崖絶壁の数々。
岩にしみ入る蝉の声の意味と背景がよく伝わってくるような気がしました。
米沢に行く途中最上川を渡りましたが、わざと車を止めて写真に収めました。
「五月雨をあつめて早し最上川」芭蕉のもう一つの名句ですが、冬の川としては
結構滔々として流れていました。
芭蕉に新たな思いをめぐらした一日目でした。