去る10月19日(土)5年ぶりに古巣の城乾句会に参加させていただきました。
総社和ダイニング三日潮で昼食を交えながらの句会でした。
5年前から句会と詩吟の時間が重なり、結局詩吟もさぼりばかりでしたが、
句会へは全くいけなくなりました。
それが人生の恩師でもある井上志朗先生にはっぱをかけられ俳句を再開するように
なりました。志朗先生は九十路を一直線にまい進されながら俳句を現役指導されて
います。
普段は5句ずつ発表しますが、昼食会を兼ねますので今回は2句ずつ発表することに
なりました。5年間のブランクを痛く感じさせる句友たちの発表に大いに触発されながら
私も二句を発表させていただきました。
秋月や 更なる向こうは 母の国⇒正均
秋はよく故郷や遠くの家族を思い出します。中天に懸かるお月様を眺めるともっと先の
天国の母が見えてくるような気がしてなりませんでした。その心情です。
一歳児 二度目に挑む 秋祭り⇒正均
灘のけんか祭りではおふくろのお中にいるときから祭りに参加したという話をよく
聞きますが、まさか自分の孫が去年は娘のお中で、今年は娘と一緒に桟敷でけんか
祭りを観戦するとは夢にも思いませんでした。もうすぐ1歳の誕生日を迎える孫と娘の
祭り縁を書いた句です。
今後も句会に参加できない日が多くなると思いますが、体は参加できなくても句は
真面目に提出したい所存です。