西の比叡山と呼ばれる書写山円教寺の大樹孝啓住職(96歳)が2021年の新春夢の
漢字を「祈/いのる」と揮毫しました。
私たちもコロナ禍の一日も早い終息と孫の健やかな成長、家内安全とマルセイの
更なる発展を祈願して建立1200年の木立神社に初詣しました。
木立神社は滋賀県草津市にありますが、厄除幸運の大神、交通安全の大神として
有名です。参拝者は一定の間隔を置いて礼儀正しく列を並んで参拝していました
が、コロナの影響もあって参拝者は例年より少ないとか。
今年は牛年ですが、私は牛が大好きで、鈍牛と自称しています。牛のイメージと
言えば犂を引いて田畑を耕したり、穀物や薪を運ぶなどせっせと働くイメージ
しかなかったですが、来日してからは牛乳やバター、しゃぶしゃぶや焼肉に
変わってしまいました。特に牛年生まれの姉が牛のように働き、勉強も親孝行も
弟の面倒も何でもよかったので、大きくなったら姉のような人間になりたいと
あこがれました。姉への尊敬の念がいつしか牛を崇拝するようにまでなり、
いつの間にか家中が牛だらけになりました。
今年はコロナに負けないように「鈍牛不退」を掲げていますが、「黄牛自知夕陽
近、不揚鞭自奔蹄/老牛は夕陽が迫るのを知っているので鞭を揚げなくても道を
急いでいる」の言葉(精神)も大好きです。
自分の進むべき道をちゃんとわきまえて、馬のように颯爽と走ることはでき
ませんが、牛のように一歩ずつ確実に前に進みたいものです。