去る11月23日から26日まで九州北部の旅をしました。
長崎では新日本百名山の虚空蔵山に登りました。
山頂からは佐世保が一望でき、登山口を案内してもらい、また山頂で一緒になった
佐世保に住んでいるMさんが遠くに見える三本の無線塔は、当時真珠湾攻撃命令⇔
ニイタカヤマノボレ1208(新高山登れ12月8日)を発信した塔だと教えてもらい
興奮しました。
新高山とは台湾の玉山のことで3,952mと富士山より高いので新高山と呼んでました。
5年前に家内と玉山を登る前から「新高山登れ」の由来は知ってましたが、その命令を
佐世保から発信したことに驚きながら、米軍を誤魔化すための工夫が垣間見えました。
Mさんが車で山頂まで行ける弓張岳を推薦してくれたので、上がってみたら佐世保湾がきれいに
眼下にひろがりました。米軍基地の軍艦もはっきり見えました。
長崎市では平和公園を訪ね、原爆の被災地、被災者に手を合わせました。
ソヴィエト連邦と東ドイツが長崎に平和記念碑を立てたのは意外でした。
長崎駅から近い日本26聖人記念公園は、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世が
1981年に、フランシスコ教皇が2019年に訪れています。
「愛は死よりも強し」のメッセージには胸がジンとしてきました。
もちろん、長崎の締めくくりは中華街ですね。
つづく。