三伏の初伏も昨日で終わり、今日から中伏です。
姫路の地ももうすぐ35度を超える猛暑日、暑くて暑くて寝苦しい熱帯夜が
始まるでしょう。皆さんくれぐれも熱中症にはならないようにご自愛ください。
「中伏」の「中」ですが、中国、中庸、中東、中継のように、いろんな場合での
内側という意味が多いですね。
でも、「中」が持つも一つの意味を皆さんご存じでしょうか。
百発百中、中暑、中風、熱中症などの中を見ると明らかにまんなかあたりの意味では
通じませんね。
中国語でも同じ「中」でも、同じ発音でもアクセントによって別の意味になります。
それが「中心」と「中風」の使い方です。
「中心」の「中」は一声で平らに発音するのに対して「中風」の「中」は4声で
高いところから一気に低いところに下りる発音です。
「中風」の「中」は動詞的な意味で日本語の「~に当たる」「~を受ける」意味合いです。
「命中する」「的中する」などなどです。
余り使われなくなりましたが、中暑は暑気に当たる意味ですね。
皆さんはくれぐれも中暑にならないように体調管理をしっかりしていきましょう。