2月4日は立春ですが、今日も寒い一日です。
(株)インパムの岩田冨士夫会長は新入社員の面接試験に
「両親の足を洗ってあげたことがあるか」質問するそうです。
「ない」と答えた人には、「今日中に両親の足を洗ってあげて
その感想を書いて明日もう一度きてください」と宿題を出すそうです。
親の恩を忘れないように、感謝の心を忘れないように、そして
自分の源を大切にする人、縦軸と横軸を大切にする人を求めて育てます。
先日岩田会長が弊社に来られましたので、なぜ新入社員に両親の足を
洗わせるかについて直に教えていただきました。
「企業の価値は人財で決まると考えます。社員は企業の財産であるからこそ、
人材を「人財」と呼んでいますが、現在の会社を代表者一人で運営することは
不可能であり、社員がいるからこそ企業として成り立つことができます。
たがいに感謝し、思いやりのある行動が取れる社員となってほしいという
願いから「両親の足を洗う」ことを通じて、両親への想い、感謝の心に
気づいてもらうきっかけとして行っています。」
昨年年末に台湾掃除に学ぶ会の視察団が100人余り京都で合宿しましたが、
日本企業の見学は岡山の(株)インパムで行われたそうです。
エベレスト講演で岩田会長にご縁をいただきましたことを、人生の素晴らしい
先輩に出逢えましたことを心より感謝しています。