(前列左から木元聖花、豊田詔子さん、横山和明さん、後列左から三鍋和美さん、三鍋琴音ちゃん)
3月16日NPO法人WAHAHAの会主催で、豊田詔子さん、横山和明さんの講演会が姫路市勤労市民会館で行われました。
まず理事長の木元聖花があいさつし、講演会の趣旨と両先生のプロフィールを紹介しました。
第一部は横山和明さんの講演&気功実演説明。タイトルは「がんに勝つ郭林気功」。
奥さんをがんで亡くし、また息子さんも病気で亡くした苦しみの中、郭林気功に出会い、落ち込んでいた気持ちが救われたそうです。
中国本場で郭林気功をマスターし、郭林気功を世に広め、病気、がんで苦しんでおられる人々に勇気を与えたい、
とボランティアで気功教室宝塚を主催しています。
国際推拿医師、中医健康養生士、太極拳インストラクターなどの資格を持っています。
70名あまりの参加者たちが横山さんのわかりやすい説明と洗練された動きに感心しながら呼吸と手足の動きを確認していました。
第二部は豊田詔子さんの講演。タイトルは「逆鏡こそが私を生かしてくれた~感謝しつつ歩んだ人生」でした。
去年木南一志さん主催の「養心の会播磨」で豊田さんの講演を聞き、大いに感動しました。
言ってみれば木南さんのご縁で今回の講演会が実現できました。
木南さんは翌日鍵山秀三郎相談役との対談があるのに、豊田さんのお出迎えから夜の懇親会まで参加し、講演会を盛り上げてくれました。
豊田さんは体こそ96センチと小さいですが、堂々とした姿勢はわれわれ健常者よりもっともっと大きく見えました。
リトルジャイアントです。
障害者として生まれ、想像を絶するいじめ、差別、苦難を乗り越えて立派な経営者に成長しました。
全国各地を講演で東奔西走しています。
「こんな身体で生まれたのが私でよかったです。代わりに妹や弟がこんな身体で生まれ、私が体験した辛い目に合されていたら、私の方が耐えられなかったかもしれません。」という豊田さんから、優しい思いやりとどんなに厳しい試練でも耐えていける根性を垣間見ることができました。
心を洗濯された講演会でした。