昨日日本ヨーガ道友協会倉本英雄会長からヨーガ呼吸法の一覧表が
届きました。さっそく事務所の壁に貼っておきました。
ヨーガは体位法(調身)、呼吸法(調息)、瞑想法(調心)の
三つからなっていますが、呼吸法が一番大事だそうです。
「生きる」とは、いきをすること;「命」とはいきのうち、と
書かれていました。
人には3億くらいの肺胞があり、そこで吸った酸素と血液中の
二酸化炭素がガス交換を行うそうですが、呼吸の浅い人は
充分な酸素を送り込むことと、血液中の二酸化炭素を十分に
送り出すことができず、それが原因でいろんな体調不良や難病に
なるそうです。
私は登山の中で結構肺活量を鍛えたから、私にとって呼吸法は
要らないと高をくくっていました。前回高松のヨーガ大会に
講演に行ったときも、呼吸法より体位法で体を柔らかくすることが
できたらと思い、ヨーガのポーズのまねばかり気にしていました。
物事は何事において、基礎的、基本的ことが一番大事ですね。
私の浅い考えを見抜いだ倉本会長は、ヨーガの基本は呼吸法である
ことを、ヨーガを習うのであれば基礎をしっかりしなければという
ことを教えるためにヨーガ呼吸法の一覧表をわざわざ送って下さったと
思います。
呼吸法の八つの方法を一覧にしたものですが、専門用語だけでも
頭が痛くなるほどですが、これまで山で鍛えた肺活量を、肺胞で
充分にガス交換が行われられるよう、呼吸のトレーニングを意識的に
やってみたいと思います。