5月22日(日)ふれあい山歩こう会第103回例会で東床ノ尾山(839m)に登りました。
快晴に恵まれて、したたるばかりの新緑の中を、グリーンシャワーをたっぷり浴びながらの
山行でした。
日本で最古の隕石落下地点のある竹之内の集落を通り、40分程車道を歩き、羅漢谷登山口から、
いよいよ登山開始です。昔、金の採掘で栄えていた頃の坑道があったりして、人工的な石垣が
かすかに残る渓流沿いを詰め、杉の人工林の尾根道を急登に耐えて登り切ると、西床の尾山(843m)です。
ヤマボウシやタニウツギなどの初夏の花に迎えられながら、爽やかな新緑に彩られた、快適な尾根道を
1時間余り辿ってようやく目的地の、東床の尾山に着きました。360度の展望で、兵庫の名山氷ノ山、
蘇武岳などが一望できました。
記念写真を撮って、急いで下山しました。急坂を慎重に下って「千年かつら」に着き、小休止の後、
舗装路を懸命に歩いてバスまで戻りました。
高さ35m、枝張東西30m、南北31m、主幹は朽ち大小80本の「ひこばえ」が
旧主幹を保護するように周りに林立していました。
生命力の強さを身を以って誇示しているように見えました。
帰りに天然温泉「奥香の湯」で汗を流し、ビールで再充電しました。
近畿自然歩道にも選ばれた素晴らしいコースでグリーンシャワー
たっぷりの山行でした。