今年は卯年、うさぎとしです。
目も耳も大きいウサギは子供だけでなく大人にも人気がありますね。
ウサギのその愛くるしい大きな耳ですが、実は天敵から身を守るための
高性能レーダーだそうです。
フクロウのような猛禽類が木から飛び立つ瞬間の音をキャッチすることが
できるというから、またその進化から耳が大きく発達したというからすごいですね。
これこそが本物の聞く力だとなかなか感心したものですが、先日の神戸新聞の
「正平調」で、「聞く力」を強調した岸田総理の初心はどこに行ったものかと鋭く
問いかけました。聞く力には、風の音の変化に気づく繊細さが要るそうです。
ウサギは速く走るし、その大きな耳で体温調整もしながら長距離も走れるそうです。
うさぎ年の今年は、耳の力で生き延びたウサギの底力を学びながら、公私ともに
ウサギのように跳躍の年にしたものです。
ちなみに、6年前に奄美大島に講演に行ったときに教えてもらいましたが、
奄美大島の黒兎は天敵がないため、耳と足が進化せず目も小さかったです。