今日西姫路倫理法人会モーニングセミナーで(株)山善姫路支店長橋爪広喜さんの講話が
ありました。タイトルは「どてらい男」。「どてらい」とは、大阪弁でとてつもなくすごい
ことを指すらしいです。
橋爪さんは山善の創業者山本猛夫氏の波乱万丈な生涯から、数々のエピソードを紹介しながら、
山善の経営方針と経営理念の三つのキーワード1.モチベーション;2.モラル;
3.マーケティング(スリーM)を力説しました。
「どてらい男」とは山本猛夫氏のサクセスストーリーをテレビドラマ化したタイトル。
昭和50年8月から3年半にわたり、281回放映された人気ドラマだったそうです。
福井県の田舎に生まれ、14才にして大阪の機械工具商に丁稚として入社。
沖縄決戦に従軍しますが、300人の部隊に生存者はわずか3人。
山本猛夫氏は天才的な商才の持ち主だと思いますが、生きる原点と言いましょうか、
創業のモチベーションの原点はこの戦火を潜り抜けたところにあるのではと感じました。
3950億円の売り上げを誇る山善を築き上げ、なおかつ天国にいながら、
山本猛夫精神で今の山善を引っ張っている偉人に畏敬の念を感じずにはいられませんでした。
日本人として、柔道、剣道、書道を磨かなければならんという橋爪さんは、
今は詩吟と古典の勉強に励んでいます。
何事にも一所懸命に取り組む橋爪さんの姿勢には、いつも脱帽しています。
今度は橋爪さん自身の話を聞かせていただきたくなりました。