さくらはつぼみがまだ十分に膨らんでいません。
さくら さくら
やよいの空は
見わたす限り
かすみか雲か 匂いぞ出ずる
いざや いざや 見にゆかん
日本を代表するさくらの歌で、海外でも広く知られています。
幕末にはさくらの歌ができていて、明治20年代に今の歌詞になったとか。
PM2.5が中国から飛んできて、日本の空がかすんでみえるとかメディアが盛んに唱えています。
確かにそういう点もあると思いますが、空がかすむのは春の季節の自然現象ではないでしょうか。
明治時代に中国のPM2.5が飛んできたはずがなかったでしょうし、その時代のさくらの歌でも「かすみか雲か」と歌っています。
また「かすみ」はさくらの歌よりもっと古くから俳句の春の季語として使われました。
先日、中国大連から大学クラスメートの王さんがやってきました。
いかにも中国式で「今広島だけと今日会えるかな」と電話があり、早々に工事現場を離れて姫路に戻りました。
「もうちょっと早く電話してよ」と思いながらも、一次会、二次会と昔話に花を咲かせました。
「春風に吹かれて古き朋来たり」⇒正均