先週土曜日、7月19日土曜日午後、月一度のがん予防大学講座が姫路市勤労市民会館で開催されました。
始めに、広島大学名誉教授永井史郎先生が講演。
タイトルは「糖尿病の境界領域と目の三大病」。
続きまして、がんの体験談は高谷郁子さん。
高谷さんは10年前に乳がんを患い、手術、ホルモン療法を一通り受けました。
「今思えば乳がんになって一番辛かったことは孤独感でした。家族、周りに取り残される感、
誰にも打ち明けることのできないさみしさ。」
そんな高谷さんが明るい気持ちを取り戻したのはやはり夫でした。
25回の放射線治療を終えた高谷さんに、夫から25本の真っ赤なバラをプレゼントしてくれたのです。
それで、気持ちがはっと晴れたという。
苦しいのは自分一人だけではなかった。家族、夫も辛かったのだ。がんと闘うのは決して自分一人ではない!
そこから、がんに負けない体つくりに励ました。
玄米菜食など食事療法、気功、健康食品など自分が納得するものは全部試しました。
先月、ちょうど10年を迎えた検診がありました。クリアでした。
感無量でした。10年は長い、また短い10年でした。
がんと付き合ってきた10年間、自分は成長したと思う、と高谷さん。
何事にも感謝するようになりました。
高谷さんとは8年前に出会いましたが、本当に今は一回りも二回りも大きくなりました。
最後に、ワハハノ会の副理事長三鍋和美さんの講演:
テーマは「脳力を生かす生き方ー人間の可能性無限大。」