お旅山の登山道に一輪の桔梗がきれいに咲きました。

桔梗は故郷の花で、つつじと同じくらい懐かしい花です。

近年お旅山を登る人が増えてきました。年齢層は子供から90歳までいろいろですが、

年に300回以上登る人も少なくありません。

お旅山の登山コースは東西南北で何本もありますが、私と家内はよく妻鹿の山陽電車

トンネルの登山口から登ります。細い登山道はクモの巣がたくさんかかっていて、

いくら細い木の枝でクモの巣払いをしながら登ってもよくクモの巣が顔にかかります。

それが嫌で南の方のアスファルト舗装の道から旅御所の登山道に入ることが多いです

が、そのクモの巣の多い細い登山道がなんと今年は写真のように広い登山道に生まれ

変わりました。誰がこんなにきれいに草刈をしたかと感心感謝しながら今はこのコース

を登っていますが、今朝やっとそのボランティアで登山道の草刈りをしている方が

わかりました。Mさんご夫妻でした。

夫婦でお旅山に登っている人は何組かありますが、Mさんご夫婦とはよく山頂で会った

り、或いは登山道であいさつを交わしたりしていました。Mさんご夫妻も山が好きで、

宍粟50名山を踏破したりして感心していますが、2回目の草刈りをしたばかりの登山道

でMさんご夫妻とすれ違い、「またどなたかきれいに草刈しましたね。」声を掛けたら、

ご夫妻は道を譲ってくれながらただ会釈するするだけでした。私も家内もこの目の前の

お二人が草刈りをしているとは見当がつかないくらい、お二人はいつも謙虚で静かな

かたでした。

陰徳を積むとはまさにMさんご夫妻のような方々ではないでしょうか。