去る12月21日北海道の大雪山系黒岳で谷口さんが

滑落して43歳で亡くなりました。

日本登山界の巨星が一人去っていきました。

谷口さんはエベレストまで登頂したプロの登山家で

女性として世界で唯一人「ビオレドール」賞を受賞した

日本登山界のホープでした。ビオレルードとはフランス語で

「金のピッケル/手斧」の意味で、「登山界のアカデミー賞」の

異名を持っています。

こんなに優秀な登山家がなぜ遭難したか、その原因を聞いて

唖然としました。用を出すために仲間と結んでいたザイルを解いて

人が見えない崖のところに行って滑落したそうです。

これは雪山の登山ではあるまじきことです。ザイルをはずしてはいけないし、

仲間の見守る中で用を出さなければ命の保証はありません。

山では恥ずかしいも何もありません。命優先が鉄則です。

谷口さん本人もさながら、一緒にいた中もあまりにも無神経です。

今になっては天を恨んでも地を恨んでも谷口さんは戻れません。

日本登山界の明日を背負う谷口さんの遭難を心より悔み、

ご冥福をお祈りします。