「人生は実にシンプルなものといえます。利他の心をベースに、できうる限りの

努力を重ねていく。そうすればかならずや運命は好転し幸福な人生が訪れます。」

往復の飛行機の中で稲森和夫さんの最新作「心。」を読ませていただきました。

盛和塾は日本だけでなく中国でも大変人気があり、写真のアリババの馬雲さんや

今話題のファウェイ創始者任正非さんなど多くの経営者たちが稲盛さんのファンです。

「利他の心は現実を変える力を有し、おのずとラッキーな出来事を呼び込み、成功へと

導かれるのです」

仏教の影響もあるでしょうが、「諸悪寞作衆善普行」に徹する生き方だと思います。

子供でも分かる理屈ですが、大人になってもなかなか実践できていないのは

私だけでしょうか。

細川頼行作の漢詩「海南行」に「満室の蒼蠅掃えども去りがたし」とありますが、

怒り、欲望、愚痴は人間からなかなか消えにくいものだと、少なくとも私の

場合はつくづく感じました。

でも、それがゆえに絶えず努力し、少しでも悪いことをしないように、

一つでもよいことを多くするようにしたいものだと心を新たにしました。