昨日は中秋の名月で姫路城三の丸で盛大な観月会が開催されました。

中国には昔から名月を詠んだ名句、名詩、名文がたくさんあります。

李白の「静夜思」は特に多く読まれていると思いますが、

「頭を挙げて名月を望み、頭を垂れて故郷を思う」は

万古の名句ですね。

中でも私は蘇東坡の「水調歌頭」が特に好きです。

明月幾時有,/明月 幾時よりか 有る?

把酒問青天。/酒を 把りて 靑天に 問ふ。・・・ ・・・中省略

人有悲歡離合,/人に 悲歡 離合  有り,

月有陰晴圓缺,/月に 陰晴 圓缺  有って,

此事古難全。/此の事 古より 全うすること 難し。

但願人長久,/ただ願はくは 人 長久にして,

千里共嬋娟。 /千里  嬋娟(せんけん)を 共にせんことを。

最後の二句は現代文に直せば、

「地球上のすべての人々が健康で幸せでありますように」となりますが、

今から1000年前の詩人蘇軾のこの豪放磊落な詩をそらんじるたびに

一人の人間としての生きる原点を諭されるような気がします。

名月のスーパーという今宵かな⇒正均