昨日は父の日。
お旅山の仲間たちを我が家に招待しました。
3年前に私が尊敬する高井のぶ子さんの喜寿祝いをしてあげる約束しましたが、
コロナのため約束を果たすことができず、結局今年の傘寿祝いとなりました。
山の博士、植物の博士、花の博士と皆さんに親しまれている高井さんですが、それよりも
私は高井さんのお人柄にほれ込み、すっかり高井さんのファンになりました。
お旅山のリーダーと親しまれている炭谷芳照さんの古希祝い、お旅山の守人と親しまれている
松岡ご夫妻への感謝会もかねて何人かのお旅山の仲間に声をかけました。
乾杯の後、縁起のエベレストにかかるお月様の
写真をきれいな額に入れてお三方にプレゼントしました。
想定外のプレゼントにお三方も大喜び。
高井さんが「羅生門かずら」という牧野富太郎博士に関連する
花の名前のエッセイを発表しました。今放送中の牧野博士の
連続テレビ小説「らんまん」のこともあって大いに受けました。
続いて浦野康宏さんが「二合のお酒」のエッセイを発表しました。定年になり残りの人生を一升瓶のお酒の
残りの二合に例え、いかに楽しく飲むか、いかにこぼさずに、瓶を割らずに楽しむかを素直且つ面白く
説きました。老人大学に登山、囲碁に菜園、地元自治会の役職に陶芸教室など時間を惜しんで活用しています。
撮影はセミプロ級で何度も入賞されています。
最後に私が16年前と17年前に書いた「日本語に魅せられて~日本語の魅力~」「縄文杉~人間の命を考える~」
を発表しました。「NHKのテレビ番組を見る」この短文にローマ字、ひらがな、カタカナ、漢字の四つの
文字が使われており、日本語の文字の多様性と優越さを、戦国時代の武田信玄と上杉謙信の逸話に因んで
書きました。それから当時樹齢7200年と言われた悠久の縄文杉を初めて拝み、たかが100年人生の自分の
過去を振り返りながら、もっと素直に生きなければと大いに反省した感想を紹介しました。
女性陣には手作り餃子に挑戦してもらいました。木元家餃子はいつも大人気。
「車の丸焼き⇒スズキの丸焼き」「恋の片思い⇒アワビの醤油煮」「豆の四兄弟⇒もやし、湯葉、粉皮、
えんどう豆の炒め物」「お旅山愛好会団らん⇒全家福」などのなぞなぞ料理で皆さん大いに盛り上がりました。
ノンアルコールシャンパンの乾杯から、ビール、日本酒、ワイン、紹興酒、白酒(56度)、ウィスキーまで
皆さんに大いに楽しんでもらいました。
お旅山に岐阜の千年桜淡墨桜を植樹した、アルプスの舞姫事大石さん、姫路の一匹オオカミ事大山さん、
お旅山三姉妹事秋山さん、福井さん(残念ながら米田さんは所用で欠席)、みなさんがそれぞれ歩んできた
足跡自体が立派なドラマで、私たち夫婦の生き方手本です。
お昼の11時半にスタートした祝賀会はちょうど夜の7時に幕を下ろしました。
本当に意義ある楽しい父の日でした。