去る3月23日明石福祉会館で開催された清峰流猶興吟詠会春季発表会で
家内とダブル優勝をしました。
去年の秋まで二人とも6段でしたので同じ段位でアベック優勝はありえませんが、
偶々私が去年の秋季昇段考査会に参加できず家内は7段に昇段しましたが、私は
6段のままでした。
春季発表会は昇段試験はありませんが、私は特別昇段試験となり、6段で発表し、
家内は7段優勝私は6段優勝ということで、奇跡に近いくらいの概率ですが、
夫婦でアベック優勝することになりました。
詩吟のことに触れると先日の富士山のことを思い出しました。
富士山に着いた日は山はすっかり雲に覆われていました。それが次の朝早く起きて
ホテルから富士山を眺めると、息をのむほどきれいで雄大な富士山が目の前です。
正に詩吟で学んだ「立山を望む」その通りでした。
立山を望む <国分 青厓>
夢に名山を見ること 四十年
暮に山麓に投ずれば 只雲煙
天明日出でて 驚き相揖すれば
玉立せる群仙 我が前に在り
でも、富士山の前で立山を詩吟するのはちょっとと思い、富士山を吟じました。
富士山<石川丈山>
仙客来り遊ぶ 雲外の巓
神龍栖み老ゆ 洞中の淵
雪は紈素の如く 煙は柄の如し
白扇倒に懸かる 東海の天
自然に気合が入り、感無量でした。
半人前の漢方、発酵職人・素人俳人・吟詠初心者 木元正均
清峰流の創始 吟道清峰流 (eonet.ne.jp)(私が所属している吟道清峰流猶興吟詠会HPです)