27年前家族で帯広に降り立ち、初めて北海道の土を踏みました。
レンタルカーで然別湖に向かいましたが別に深い理由があってのことでは
ありません。
大学の授業に「山の中の湖」という文章があり、「湖畔に佇んでいたら
水の妖精に引きずり込まれていきそうな…」などなどの表現に大きく感動し、
いつか日本の土を踏む暁には必ず然別湖を訪ねると心の中に決めていました。
しかし残念ながら27年前然別湖はあいにく濃い霧に包まれていました。
今回は透き通った湖、澄み切った青空、白樺と唐松の競演、最高の感動でした。
27年前は然別湖から夕張、札幌、函館と東から西へ向かいましたが、今回は小樽から
大雪山、富良野、トマム、然別湖と西から東です。
トマムの雲海も最高でした。
果てしない白樺の樹海を走り、牧場に入っては搾り立ての牛乳、作り立てのアイスクリームを
貪り、農園に入っては子供のようにトウモロコシとメロンを頬張りました。
今回をもって南の洞爺湖から北の礼文島、利尻島、東の知床、道央の摩周湖までほとんど
北海道を一周しました。
孫が北海道に連れて行ってくれと言わない限り、これで北海道はもう卒業です。
本当に北海道の自然を満喫した旅でした。
半人前の発酵職人・素人俳人・吟詠初心者 木元正均
清峰流の創始 吟道清峰流 (eonet.ne.jp)(私が所属している吟道清峰流猶興吟詠会HPです)