今年の姫路は紫陽花が雨に濡れ光る光景をあまり見ることなく
熱帯夜の真夏に突入しました。
6月にしては珍しく日本各地で史上最高気温記録を塗り替えたと
メディアが騒いでますので、皆さまくれぐれも熱中症にならないように
万全を期して夏対策にあたりましょう。
一昨日の6月24日姫路市文化コンベンションセンターアクリエ姫路で
「第72回社会を明るくする運動」大会が盛大に開催されました。
姫路市清元秀泰市長、宮本吉秀市議会議長をはじめ、神戸保護観察所長、
姫路警察署長、飾磨警察署長、網干警察署長など普段あまり会うことのない
方たちが大勢壇上に上がりました。
また、主催者の姫路市保護司会を始め、姫路市各自治連合会、姫路市婦人会、
姫路市小中高校長会など32団体の300人余りが大会に参加しました。
岸本総理大臣のメッセージが代読され、姫路市のここ10年来の犯罪、非行、
交通事故の推移が紹介されました。
特別ゲストとして、保護司会イメージキャラクターのペンギンさんが紹介されました。
ペンギンは飛べないですが、飛行しない⇒非行しないということから保護司会のイメージ
キャラクターに選ばれたそうです。
保護司は犯罪に或いは非行に走った人たちの更生を手助けするために、ボランティアで
いろんな活動を行っていますが、給料を伴わない国家公務員として定義されています。
そして、各保護司は法務大臣から委任されており、2年任期で再任を続けた場合76歳で
定年になります。
私も保護司になって8年になりますが、
10代の少年から70代の高齢者まで
若気の至りでかっとなってけんかしたり、
薬物乱用で刑務所入りを繰り返したりなど
いろんな犯罪者、非行者を担当してきました。
再犯でまた刑務所に入ったり、また保護観察
対象に成ったりするケースもありましたが、
多くの場合は、更生の道を順調に歩んでいるので、微笑ましく思い、また保護司の
活動に誇りを持っています。
エベレストから生かされて帰れたことは、少しは社会に恩返ししなさいとのこと
ですので、今後は仕事3分の1、孫孝行妻孝行3分の1、災害復旧支援、保護司など
ボランティア活動3分の1の人生を送りたいと心を新たにした第72回社会を明るく
する運動大会あでした。