今日は5月20日、中国のバレンタインデーです。
520の発音「Wuerling」の発音が「あなたを愛しています」の発音
「Woaini」に似ていることから「告白の日」として盛り上がっています。
520にあやかって520元(役1万円」のプレゼントを贈りますが、それが一日
1億セットになるというからおったまげたものです。
先日姫路キャッスルホテルで阿比野建設の創始者故阿比野善行様の天寿感謝の集いが
盛大に行われました。
これまでにいろんなお葬式や偲ぶ会に参加しましたが、天寿感謝の集いは初めてでした。
献花台では何度も「阿比野会長ありがとうございました」と心より御礼を申し上げました。
シャベル1本で阿比野建設を立ち上げ、全日本柔道選手権大会新日鉄優勝メンバーの意地で
年商40億の会社に築き上げました。阿比野剛社長にバドンタッチしてからも会社の成長を
見守り、年商100億の夢を叶えました。93歳の大往生でした。
不思議なことに、私は来日して間もない30年程前阿比野善行様にご縁をいただきました。
当時阿比野建設には中国研修生が2人いましたが、会社には中国語が分かる人がいなく、
来たばかりの研修生は日本語が話せません。
当時姫路建設業界重鎮の一人Nさんに案内されて初めて阿比野善行様にお会いしましたが、
2人の研修生を交えて中国語と日本語をしゃべる私を不思議そうに、嬉しそうに眺めて
いました。爾来、阿比野善行様にはずっとかわいがっていただいていますが、それが
阿比野剛社長にも続いています。
マルセイ設立当時は妻鹿の自宅の蔵を事務所にしていましたが、事務所を訪れた剛社長が
ここは顧客との交流が不便だからと言って今のアビックスビルの8階を出してくれました。
私がエベレストから帰ってきたら「でかしたな」とすぐ祝賀会をしてくれました。
「天寿感謝の集い」では、コロナで会えなかった多くの方々にお目にかかり、阿比野善行様の
生前の功徳を語らいあいました。
もう阿比野善行様に会えないと思うと寂しい限りですが、ただただ阿比野善行様のご冥福を
お祈り申し上げるのみです。
阿比野善行様本当にありがとうございました。ごゆっくりお安らかにお休みくださいませ。合掌。