ゴールデンウイークが昨日のようなのに5月ももう半ばです。
皆さんには五月病は関係ないと思いますが、新入社員の皆さん、
新入生の皆さんは大変だそうですね。
五月に関する言葉は、五月晴れ、五月雨、五月蠅いなど結構多いですが、
昔日本人が季節に感じた言葉が、何気なくそのまま今も使われているようです。
五月(さつき)とは、旧暦の5月すなわち今の6月に当たりますね。
ですから五月晴れとは梅雨の間の晴れ間を指し、五月雨(さみだれ)はそのまま
梅雨の時期の雨です。
五月蠅いと書いて、うるさいと読みますが、今の5月はあまり蠅を見かけませんね。
やはり梅雨に入ると蠅が繁殖し、部屋に入ったりするとうるさくていやですね。
端午の節句もゴールデンウイーク中にありますが、本場の中国は来月の6月3日です。
五月病だけは、4月の新年度、入学式、入社式など緊張感に満ちていた神経、気持ちが
ゴールデンウイークで一気に緩み、やる気をなくしたり、肉体的にも疲れがどんと
出てくるものだから病気にもなりやすいでしょう。
「五月病」は日本の風習、慣例、現状をうまくとらえた言葉ではないでしょうか。
昨日の日曜日には、こんな「五月病」とは無縁の山菜採りに行ってきました。
日本は個人所有の山が多く、うっかり山菜採りに行っては大変なことになりますが、
神鍋スキー場は、町興しのため無料で山菜採り開放です。
わらび、吊り鐘人参など故郷の山菜が取れるので毎年行きます。
採り立てのわらび、釣鐘人参に舌鼓を打ちながら家内とゆっくり一献傾けました。