昨日の1月17日は阪神淡路大震災26周年。
日本語の教え子が一人、友人の息子さん夫妻とそのお嫁さんのおなかの子供が
命を奪われました。
来日して初めて地震の恐ろしさを身を以って痛感しました。
「地震雷親父」の意味が初めて分かったような気がしました。
日本は地震さえなければといつも思いますが、私だけの身勝手でしょうか。
17日の「17」は中国語では「イチ」と発音しますが、日本語の「一緒に」
という意味になります。
「17健康;17幸福;17祝福;17快楽;17発財/一緒に金持ちになる」など
縁起のいいフレーズがいっぱい中国からNSで入ってきますが、
22歳で遭難した教え子や友人の息子さん夫妻、そして6400人以上の
尊い命を想うと胸が痛くなり、一緒に楽しもうという気には到底なりません。
目の当たりにした震災直後の神戸の惨状はおそらくこれから一生忘れることが
できないと思います。
もし「17」を使うとすれば「17祈祷/一緒に祈祷」で被災者皆様のご冥福を
一緒に祈ることでしょう。
それにしても今の阪神淡路の復興は立派というかお見事と感心しております。
震災前の日本で一番住みたい、住みやすい街という栄冠まではほど遠いものの
生まれ変わりつつある阪神淡路に敬意とエールを送りたいと思います。
蘇る 阪神淡路 福寿草⇒正均