今朝姫路市倫理法人会大884回モーニングセミナーで講話させてもらいました。
エベレストの高さ8848mに近い数字の回数に合わせて去年9月に林勝也会長から
依頼されました。林新会長のモーニングセミナーに対する意気込みと講師への
配慮がうかがえます。
いつもの「エベレストに懸けた夢」の演題に「命・愛・絆」の副タイトルでした
が、2021年の初講演になることと、娘夫婦、特に義理の息子の前での初講演です
ので当然気合が入りました。簡単に言えば夢はかなうこと、親孝行は今のうち
ということですが、話をたどるとなぜ命懸けてエベレスト山頂で「お母さん生ん
でくれてありがとう!」を言わなければならなかったのか、それくらい母の愛は
天より高く海より広く哲学者より科学者より偉大だったこと、また今後の人生を
ボランティア三分の一、妻孝行三分の一、仕事三分の一で、生まれたときから
エベレスト登頂まで生かされてきた恩返しとこんなしょうもない男に自分の人生
を掛けてきた妻に普通の家庭の奥さんの万倍以上の心配をかけたことへの反省の
気持ちとなるとあっという間に講演終了時間になりました。
義理の息子が7年間務めた外務省を辞めてマルセイを受け継ぐために娘と一緒に
東京から姫路に戻ってきたことで新しい夢の始動、孫の生まれと成長で生きがい
と喜びが倍増したことにも触れ、今を一所懸命に、そして楽しく生きる心を新た
にしたことを報告しました。
感想会では身に余る励ましのコメントを、特に若い経営者からたくさんいただき
ましたが、講演してよかったという素直なうれしさと、これからもっとしっかり
人間修業に精進しなければの決意に胸がいっぱいになりました。
義父さんの話を聞いて、妻と一緒にがんばれって行けば乗り越えられない壁など
ないと思うようになりましたという義理の息子の感想発表が長らく余韻を引きま
した。
小さな夢として1.金婚式に妻に「世界で一番忍耐強い妻」の金メダルをあげる
こと2.ジジババが生きていた時、雨風は私を避けてジジババのところに全部
行っていたと孫に言われるような孫の傘になること3.天国に行くときは笑って
行けるように今を生きることをあげて今回の講話を終了しました。