桜の木も銀杏の木も最後の力を絞って赤黄色と命を燃やしています。
朝夕通るたびに少なくなっていく葉っぱに名残惜しみを感じながらもう少し頑張ってと
エールを送っています。
昨日姫路市倫理法人会のモーニングセミナーで三重県鈴鹿市倫理法人会会長、㈱
ケイズ設備川崎俊哉社長の講話がありました。
講話の中で特に感銘を受けたのは、会社の給排水工事でクレームが発生したとき、昔
は誰が工事をやったかと担当者の責任を厳しく追及したが、今は社長たるわしの責任
だと思うようになった話でした。会社においても家庭においても社会友人関係において
も、悪かったのはわしのせいだと反省するのはなかなか難しいことですね。
今は故人となりましたYさんが昔、1.おかれた環境でベストを尽くす、2.俺がやらずに
誰がやるんや、3.悪かったのはすべて俺のせい、を貫くがよいと教えてくれました。
今自分を振り返ってみれば、1と2は何となくやってきたつもりですが、3に関しては今だ
に課題のままです。
仕事にクレームなどが発生したときには、真っ先にお客様のところへ飛んで行ってすべ
ての責任は私にあると頭を下げますが、夫婦関係となるといつもあんたが悪いと家内を
責めてきました。今は自分ながら昔よりはだいぶ良くなってきた思いますが、意見の
違いが生じたりしたときにはすぐ責めの姿勢に入ったりします。孫へのかわいがり方の
違いで声が高くなったり全く恥ずかしい限りです。
姫路市倫理法人会林勝也会長が私の感想を聞いて、夫婦関係で悪かったのはすべて
俺のせいやと思うようになるのはエベレストより高いハードルですねとコメントしました
が、課題が死ぬ際まで課題になっていては話になりませんねと意志決意表明方々心
を新たにしました。