台風14号は予想より進路が南下し、姫路は安穏な土日を過ごすことができました。
昨日の10月10日は20201010が並ぶ日で、これまでの10101010、11111111、
12121212に生きた人たちを除けば21世紀に生きる私たちにとっては特別なめぐり
あわせかも知れませんね。
家の金木犀、銀木犀が見ごろを迎え、朝窓を開けると家中が芳しい香りで一杯になり
その場に立ちすくんで胸いっぱい吸い込むます。
でもすぐ何かの物足りなさに気が付きますが、それは祭りの太鼓の音が聞こえてこない
ことです。そうです、今年の灘のけんか祭りは、新型コロナウイルスのことで中止となり
ました。残念極まりありませんが、戦後昭和天皇が崩御された年以来初めだそうです。
祭りは毎年の14,15日と決まっていますが、9月に入ると各村で事務所開きが始まり、
それからは朝早くから祭り稽古の太鼓の音がと絶えることはありません。
今年は桟敷にお客様を呼ぶこともなく、祭りのお酒やお弁当を用意しなくて済みます
が、お母さんのおなかにいるときから2年連続祭りに参加した孫が祭りに参加できない
ことを思うと空寂しい限りです。
祭りの太鼓の音は聞こえませんが、孫が先月買ってあげた太鼓を真剣にたたいて
おり、まだリズムにはなっていませんが、その音色に癒されている週末です。