今日は私の誕生日です。
一昨日が家内の誕生日で、その前日が弟の誕生日でした。
そこで今回は3人で誕生日祝い登山をすることに決めました。
元日の雪山登山が見事に外れて雪を踏むことができず残念でしたので、今回は
何が何でも雪を踏んでみたかったです。
鈴鹿山脈は遠くから見ても雪をかぶっていて期待が膨らみました。
三合目あたりから雪が現れ、7合目からは膝を超える雪で、時には腰まで雪にはまった
りして、大興奮しながら大奮戦しました。
中尾ルートが普通で、五合目までは二人ほどの足跡があり、苦労をせずに登りました
が、私たちが選んだ直登ル-トは、道印のリボンを見つけるのに四苦八苦しながら
私が先頭でラッセルをし、家内と弟が続くという感じでなんとか山頂にたどり着きまし
た。雪のないシーズンは2時間ほどのコスですが、私たちは3時間近くかけて登りまし
た。山頂でラーメンを作って食べるときはやったという達成感で感無量でした。
特に普段山をしない弟は筋肉痛に耐えながらよくついてきてくれました。さすが、本人が
言っているように、6歳の時から兄貴について雪山に行って薪を切って背負って家まで
運んだ名残だとか。
弟の弘基とは100名山完登のお祝い登山で、10年前に登った鳥海山と、26年前に兄弟
で登った富士登山の2回だけで、今回が3回目となります。
還暦なったばかりの時はなかなか受け入れるのが難しかったですが、今はだいぶ慣れ
てきて医科に65歳にふさわしい生き方をするかを真面目に考えるようになりました。
3人とも有意義な誕生日会だったと大いにはしゃぎ、何度の祝杯をあげました。