去る11月21日赤穂市高齢者大学で講演させていただきました。
その帰りに一本予期せぬ電話が入り興奮してしまいました。
冒険家で、実業家で、牧師と異彩な顔を持つHさんが長野県松本市から車で姫路に
来てくれました。
嘗ては冒険家を目指して、日本百名山を最短日数で踏破し、南米のパラナ川2000㎞
を世界で初めて単独でカヌーで下ったりして世間を沸かせました。
2002年世界7大陸最高峰踏破を目指して南米のアコンカグア(6959m)に挑戦し
ましたが、高山病で意識不明になったところを救助され、九死に一生を得ました。
そのHさんが4年前に友人から私のエベレスト登頂の話を聞き、まったく初対面ながら
松本市と飯田市で2回私の講演を企画してくれました。
何と不思議なご縁でしょう。
そのHさんが姫路に来ることですから、我が家をあげての大歓迎会です。
Hさんが持ってきた松本さんのお酒もおいしかったですが、わが家にも姫路の銘酒が
結構並んでいますので、心行くまで山の談義に花を咲かせながら貴重な一時を
楽しませていただきました。
Hさんはホテルに泊まると固執しましたが、私に根負けして我が家に泊まり、次の日は
ゆっくり姫路城を案内しました。
Hさんは私と同じ年ですが、昔鍛えた体が自慢で、今も松本から故郷の屋久島まで
車で行き来します。
次の何時かの再会を期待しながら、Hさんは姫路城を後に鹿児島に向かいました。
秋晴れや 朋に微笑む 姫路城⇒正均
(写真左世界7大陸最高峰登頂最年少記録者山田淳さん、2002年当時)