春一番は、春を告げる強い風で、春雷は寒冷前線に伴う春の雷です。
さて、みなさんは秋雷という言葉はご存じでしょうか。
今朝、お旅山に登ったら、山の仲間のHさんが、夜中に秋雷が鳴りましたねと
あいさつしました。まだまだ暑いですが、これで確実に秋に入るとのことです。
俳句では秋雷、または秋の雷として秋を現す季語ですが、雷の音で秋雷と
分かるからには、なかなか大したものだと感心しました。
先日の日曜日東京で帯津良一先生の講演がありましたが、その前座を家内が務め
ましたので、また久しぶりに帯津先生にお目にかかりたかったので上京しました。
帯津先生は5年ほど前に家内が主宰するWAHAHAの会で講演していただきました。
講演会の主役は帯津先生とWAHAHAの会のメンバーですが、夜の懇親会は私の
出番です。
今回の講演でも帯津先生は冗談半分に、毎晩晩酌をするがその晩酌代のために
あっちこっちで講演するとか。
帯津先生のお酒好きは有名で、昔安保徹先生は休肝日を入れたほうが良いと
いうのに対し、帯津先生の主張は休肝日は要らないです。
今回も、先生のモンゴル友人はお酒と肉が大好きだけど102歳まで生きたとか
痛風薬を飲んでお酒を飲むと大丈夫だとかいろいろお酒を毎日飲む理屈を
述べましたが、論より証拠と先生は確かに元気そのものでした。
83歳でとっくに後期高齢者になりましたが、歩く姿勢は私も負けるほどで
すっかり感心いたしました。
また、頭部をMRで撮っても脳血管が若者のようにきれいで、脳梗塞の痕跡が
一つもないそうです。
ときめきの健康法もさながら、先生の理想的な最後の死に方は、病院の廊下を
歩いている、前で歩いていた看護婦さんが異変を感じたか振り向く、その刹那に
先生は看護婦さんの胸に倒れる、そして看護婦さんの胸の谷間に顔をうずめて
引きを引き取る、というのが印象的でした。