関西地区は梅雨入りが史上観測以来最も遅いとか言っていますが、
梅雨入りが全くなかった年もあるとか。
それにしても、ここに来て本当に雨がよく降っていますね。
今朝もちょっとした梅雨の晴れ間に庭のトマトやキュウリの収穫をしましたが、
また雨が始まると、毎朝食事の後は散歩に出ていく福ちゃん(リクガメ)も棲家から
出ようとしません。
ぐっすり眠っている孫の寝顔を眺めながら、窓のそとの雨の音を聞きながら、
ものの考えに耽っていると、なんとなく「晴耕雨読」の言葉が目の前に浮かびました。
字面からすれば晴天耕耘、雨天読書のことですが、古来の文人墨客たちの
世相を離れた理想的な生活を描いたものでしょう。
今は携帯とパソコンさえあれば雨が降ろうとやりが降ろうと仕事ができる
時代なりましたが、孫の寝顔に見入れながら雨の音を聞くのも最高の
幸せです。と言いたいですが、雨読が気になってきました。
いつの間にか柳谷郁子先生から贈られてきた「美しいひと」を手にしている
自分がいました。