今日はバレンタインデーです。
もう若い女性からチョコレートをもらうことはほとんどありませんが、
年配の女性からでももらうとやはりうれしいですね。
家内からはいつも倫理法人会が配るチョコをもらいますが、
会社の事務方とか永井先生の奥様からはおしゃれなチョコをもらいます。
今年は娘が姫路に戻っているので写真のようなおしゃれ+豪華なイメージの
チョコをもらいました。
私が子供の時はチョコレートの名前さえ聞いたことがないので、誠に恥ずかしい
ですが飴玉はたまに食べたくなる時があってもチョコが食べたくなる時はありません。
30年ほど前、来日したばかりの時のことですが、バレンタインチョコをもらって、
私はチョコがあまり好きでないと言ったら、次の年からくれなくなりました。
中国では「情人節/恋人の日」といって若い人を中心に盛り上がっているようですが、
時代遅れの私にはちょこやはり王維(699~761)の「相思/相思い慕う」です。
相思⇒王維
紅豆生南国/紅豆 南國に 生じ,
春来発幾枝/春 來りて 幾枝か 發(ひら)く。
願君多采擷/願はくは 君 多く 采擷(さいけつ)せよ。
此物最相思/此の物 最も 相い思わしむ。
私は相思相愛に一番ふさわしい漢詩だと思いますがいかがでしょうか。
紅豆:中国の南地方で採れる
木の実。現代中国語の「紅豆/あずき」
とは違う。