今朝は五時過ぎに出発して加古川プラザホテルで開催された
東播磨倫理法人会モーニングセミナに参加しました。
講師は愛媛県西条市から来られた井上隆寿さん。
テーマは「天からの贈り物」。
井上さんは四つの会社を束ねる「ヒューマングループ」の代表です。
20年以上トイレ掃除とゴミ拾いを続け、5Sを徹底してきたおかげで
今の会社と自分があるということをメインに講話されました。
「あなたに会えてよかった」といわれるような自分、自分とかかわっている人は
家族、会社、取引先を含めてみんな幸せになれるような人間力を磨くことをモットに
今日まで実践されてきたことを話されました。
何の飾りもなく淡々とした口調でしたが、深い感銘を受けました。
また、今年71歳にして100キロを完歩され、これから80まで年に一回100キロに
挑戦するという話には勇気をもらいました。
井上さんは先天的に肺筋力が普通の人の半分しかなく、生まれた時には
20歳を越えられないとお医者さんに言われたそうです。
こんな身体で100キロ完歩ですから、私たちが歩いた100キロより何倍も
だったに違いありません。
凡事徹底で、大きな夢は小さな夢の積み重ねであることを身を以って
教えていただきました。
井上さんのご縁で私は昨年と一昨年に西条市倫理法人会と西条市西倫理法人会で
2回講話させていただきました。
講演の後は雨の中を日本一の名水などを案内していただきました。
また愛媛県の他のところでの講演にも井上さんはよく応援に駆け付けてくれました。
いつ会っても何度会っても井上さんの笑顔には心が癒されます。
今日は10時から佐用町高齢者大学の講演でしたの、朝食を交えながらの感想会には
参加できず、早々と会場を後にしました。
今日の講演タイトルは佐用町教育委員会生涯学習課の要望で
拙著「お母さん、生んでくれてありがとう!」と同じくしました。
窓口の担当者が私の本を出版社に取り寄せて読み、感動したとのことでした。
講演内容はいつもと同じですが、お父さん参加者も多かったので
講演冒頭になぜ講演タイトルが「お父さんありがとう!」でなかったかということと
なぜ「産む」ではなく「生む」にしたかについてお話しました。
お父さんのことは講演が終われば答えが出ることにし、「生む」は命、生命を
頂く意味、また「生きる」意味から出版社の「産む」の提案を断った経緯を話しました。
久しぶりの講演で、山の話に暴走してしまい、最後の「夢・本気」「凡事徹底」
「感謝」のまとめができずじまいでした。
深く反省して次の講演に生かしたいと思いながら姫路に戻ってきました。