大好きな木村秋則さんと私たち夫婦、岡山県倉敷にある木村式自然栽培田んぼの前です。木村さんに自然栽培の真髄について教えていただきました。
木村さんの答え:稲、野菜、果物などの植物は本来何も与えなくても自分で成長して花をさいて実る自然の力を持っています。昔日本でも、農薬、肥料、除草剤などない時代にも、農業はできていたのです。なぜなら植物を育てるのは土の微生物だから。土の微生物が住みやすい環境さえ作ってやれば、植物は自分で育つのです。それが自然栽培なのです。
肥料を与えすぎると植物は与えられた肥料に頼ってしまい、根が短くなり、弱々しい植物に育ちます。すると病気にかかりやすいので、農薬を使わざるを得なくなります。すると、土の微生物が死んでしまうので、永遠に肥料、農薬に頼る農業を強いられます。もっとたくさん取りたい、もっと楽したい人間の欲望が今の肥料、農薬、除草剤漬けの農業になっていて、その結果地球が汚れ、川、海が汚れ、人類の健康も脅かされる羽目になりつつあります。
だから、自然栽培の普及は地球のため、人類のための使命を持っています。
木村さんのお話を聞きながらなんだかわくわくしてきました。
木村さんの地球のため、人類のための自然栽培を世に広げるためにでも、自然栽培米糠を使った醗酵食品、「奇跡の酵素玄米粉」をもっと頑張って展開していく決意を新たにしました。