「百善考為先 尽考須及時/善の中で一番大事なのは親孝行であるが、
その親孝行は時期を逃してはいけない」
今日はある団体での講演の2回目の打ち合わせがあり、講演までに
もう1回打ち合わせをします。
これまでにいろんなところで講演させていただいていますが、
こんなに丁寧に何度も打ち合わせをするのは初めてです。
当然親孝行の話が沢山出てきますが、講演のたたき台として出した
案の中の私の行動規範とするところが議論されましたので、その内容を
ご紹介させていただきます。
人以正為貴/人は正直を以って貴しとし、
家以和為貴/家族は和を以って貴しとし、
隣以親為貴/隣は親しみを以って貴しとし、
友以誠為貴/友は誠を以って貴しとし、
衣以適為貴/衣服は適当を以って貴しとし、
住以雅為貴/棲家は雅を以って貴しとし、
窮以志為貴/貧困は志を以って貴しとし、
富以仁為貴/富貴は仁を以って貴しとし、
心以善為貴/心は善を以って貴しとし、
情以真為貴/情けは本物を以って貴しとす。
道林禅師が「3歳の童が知っていることを80歳の老翁がなかなかできていない」
と白楽天を諭したように、言葉にはしやすいですが、実行は難しいものですね。