私が1年間担当してきたU君の保護観察が解除されました。
1年繰り上げての解除です。
若気の過ちとはいえ法の一線を越えてしまうと、法の制裁を受けなければなりません。
最初の内はなかなか心を開けてくれなかったですが、面談の数が増えるに連れて
なんでもしゃべってくれるようになりました。今振り返ってみるとU君がよく頑張って
きたとほっとしています。
本人の話を聞くことをメインにしながら、たまには一緒に食事をしたり、
私の本を上げたりして、U君のこれまでの生活環境とは違う世界もあるとの
ことを暗示しました。
保護観察解除の通知が届いた時、私は内心U君のために喜びました。
これからはどんなことがあっても法の一線を越えてはいけないと
固い握手をしながら祝福してあげました。