5月20日土曜日午前、ワハハの会のがん予防大学講座が姫路市飾磨市民センターで開催されました。がん患者、家族、がん予防に関心のある方々20人が参加されました。
まずは、末期がんを乗り越えた春名信司さんが体験を述べました。18年前に喉頭ガン末期と宣告されました。その時子供が1歳と3歳。自分と同じ境遇を自分の子供にはさせたくない。子供たちの為に絶対生きると決めました。それから壮絶ながんとの戦いが始まりました。自分がいいと思うことすべてやりました。かくりん気功、暴飲暴食をやめ玄米菜食、一口100回噛んで食べる、早寝早起き、特に朝日の光を浴びる、、、ガンはついに体から消えました。現在18年経った今はガンになる以前より健康体で元気。ガンは治る。私たちの体は治るようにできている。春名さんは自分の経験を多くの方々に伝えることで一人でもガンから立ち直るように活動されています。
不思議なことに、ストレスがたまるとガンは堅くなり治りにくくなる。ガンを受け入れ穏やかなこころの状態になるとガンは柔らかくなり、治りやすくなるという。十数時間にわたるガン手術をして数が月の入院...生活、1週間は全く身動きできない植物人間、そこからの回復の道のりは長かった。100パーセント嚥下障害が残るとの医師の診断を裏切って二粒のお粥から始めて見事に嚥下障害を克服。今は普通に何でも食べられる。長期入院を経て退院して子供達にあったときの生きる喜びは今も忘れない。一回の人生、病気も辛いこともいろいろ味わったほうが人生の味も深くなると思う。病気を、チャンスと捉え、絶え間ない努力をすること。人間の体は死ぬ直前まで諦めない。だから諦めたら自分の体に申し訳ない。絶対生きることを諦めないこと。体は最後まで最大限にあなたを応援しますよ。治す方法を探すのは宝くじを当てるのに等しい。治る方法は自分が決めたことに責任を持って実行すること。治った人はそれぞれ自分流の治し方がある。心が納得することであればどんな方法でも治る可能性はある、、、
春名さんの生々しい体験談でした。その後参加者がそれぞれ感想、質問など話し合いました。
続きまして前田良枝さんのお袋薬膳コーナー。今回はすぎな茶と佃煮みんなで試食。すぎなは利尿作用などで知られています。
最後に三鍋和美さんの、ガン、認知症予防のための瞑想コーナー。脳の仕組みを理解して普段眠っている潜在脳の、力を最大限に生かすことが瞑想です。参加者全員で完全リラックスを体験しました。