先週土曜日、4月22日午後、NPO法人WAHAHAの会主催のがん予防大学定期講座が姫路市飾磨市民センターで開催されました。
まずは、郭リン気功の講習会。講師は宝塚郭リン気功主催の横山和明先生。14歳から気功を習って中国、アメリカにも行って気功を見に付いた、プロ近い気功師。一般の方々、とくにがんなど病気を患っている方々のために誰でもできる気功に出会ったのが郭林気功であったとのこと。中国で生まれたかくりん気功は日本、アメリカなど世界でがん患者の取り入れているもっとも取り入れている気功だそうです。
次に、広島大学名誉教授永井史郎先生の認知症予防についての講座。認知症になる原因はいろいろありますが、脳の老化による老人斑が脳神経を破壊することがわかっている。その老人斑の実態はアミロイドβという異常たんぱく質。なぜ脳のなかにそのような異常たんぱく質ができるか、まだ解明されていないようですが、食生活の中の糖質の取りすぎによる糖化と関係あるようです。認知症予防の食べ物として、カレー、ウコンに含まれてクルクミンという抗酸化物質が有効であることがネズミ実験で立証されました。またお野菜、果物に含まれている抗酸化成分ポリフェノールも脳の老化防止に有効。また、継続的な運動が老人斑を50パーセント抑制することも動物実験で立証されています。認知症予防のためのとても役たつお話でした。
続いて横山先生による健康養生気功も教えていただきました。
最後に、脳トレーナーの三鍋和美さんの指導の下、がん予防、認知症予防のためのイメージ・瞑想を行いました。