去る2016年12月6日安保徹先生が逝去されてから49日が経ちました。
先生の訃報が入った時にはあまりにも突然でしたので信じがたい、
信じたくないものでした。
今年の3月には安保先生の姫路講演が決まっており、3年ぶり先生にお目にかかるのを
楽しみにしていました。
天が崩れてくるような、頭のてっぺんから雷に打たれたようなショックでした。
死因は大動脈解離で、二日前まで元気に講演されたと奥様から涙ながらの連絡が
ありました。
今から12年前、家内が安保先生の著書「免疫革命」を読んで感動してしまい、
すぐ二人で車で新潟大学にいらっしゃる安保先生の研究室を訪れました。
先生は気難しい学者と思っていましたが、とてもやさしく笑顔が素敵でした。
姫路での講演をお願いしたところ二つ返事でご快諾くださいました。
マルセイが設立して2年ほどしか経っていなかった時期でしたので、
集客に心配していましたが、安保先生の人気にあやかり、500席の会場が
満杯になり、何十人も立ち席という盛会でした。
その後も安保先生には3年ごとに姫路講演をお願いし、今回が5回目と
なるはずでした。
先生はお亡くなりましたが、先生の自律神経免疫理論は永久不滅であり、
先生はいつまでも私たちの心の中に生きていらっしゃいます。
先生が言われたとおり、安保免疫理論は早くて50年、遅くて100年後には
証明されることでしょう。
こころより安保徹先生のご冥福を祈念申し上げます。合掌。