故郷延吉と吉林大学の所在地長春を高鐵(新幹線)で往復しました。
477キロを2時間26分で走りました。
改札口、椅子の方向、乗り心地など日本の新幹線とはなんとなく
違和感を感じる物の、1年前には動車(こだま)しかなかったことを
考えれると驚きを禁じえませんでした。
昔学生時代には11時間~13時間かかりました。
夏休みとか冬休みの時には学校が指定席の切符を予約してくれますが、
一日も早く母に会いたいがために、立ち席切符で汽車に乗り込みます。
モヤシが生えているような、身動きが全く取れない状態で10時間
立ったままこの区間を行き来したのが一度二度ではありませんでした。
中国では1000キロ以上の区間が多いため、日本のグリーン車のほかに
横になって寝たり、寛いだりできる特等席が設けてありました。
価格は5割ほど高かったですが、一車両の席数が
少なく、専門係りもついていて快適でした。
延吉のような小さな国境の町まで新幹線が
入るようになり、総距離2万キロの新幹線が
倍の4万キロになり、中国全土を網羅するのは
時間の問題だと言われました。