5年ぶりに母校で講演させていただきました。
5年間の学校の発展に驚きを禁じえませんでした。
「長春市は吉林大学の中にある」と言われるくらい
キャンパスの大きさだけでなく、企業としての規模も
長春第一自動車に次いで2番目だそうです。
母校70周年記念イベントの合間に、37年前の
1979年から1986年まで7年間勉強させて頂いた
外国語ビルや寮を案内してもらいました。
朝のジョギングから夜消灯前の同じ寝室仲間との戯れが
走馬灯のように目の前を掠めました。感無量でした。
昔の恩師たちも長春市にいるクラスメートも駆けつけてくれました。
学問の上では何も自慢するところがなかったですが、
タイトルは「エベレストに懸けた夢」でしたが、「昔正均 さんが
大学でどのように勉強したかを主に話してくれ」との依頼で、
かなりの時間を大学生活に、吉林大学の退学処分を受けたことも
含めて話をさせていただきました。
吉林大学図書館の日本語図書は読破しようと踏ん張った在りし日の
事に触れると知らず内に興奮してしまって、あっという間の90分でした。
今回の1週間の中国帰省で3回の講演をさせていただきましたが、
ネット情報の発信もあって吉林大学関連、ふるさと関連のいろんな団体、
グループから講演依頼を受けました。
「正均 君を日本に帰さないよ」と友人に言われました。
少しくらいは母校に恩返しができたかなあと長春を惜別し、
ふるさと延吉に向かう高速鉄道(新幹線)に乗りました。