去る7月18日姫路市花北ホールで詩吟ヴォックス播磨大会が
開催されました。
各流派の参加者は一年間磨いてきた成果を披露すべく、
緊張な顔ではありますが、真剣勝負をかけていました。
この真剣勝負に私ははじめから負けてしまいました。
最初の受付で不参加を申し入れました。
今回は全く稽古に参加していない上に、事故練習も怠って
いましたので、出るのも出ないのも田中先生の顔に泥を塗る
格好になってしまいました。
戦争が始まっていないのに自分で棄権するのは、私のすべての
生涯において初めてのことだと思います。
恥ずかしいでは済まないことになってしまいました。
忙しいと言えば理屈になりませんが、今の私にとって第一は妻孝行で
第二は会社で、第三が講演です。詩吟も俳句もアコーディオンも
ほとんど停止状態です。今の私にとっては落伍だけは阻止しなければ
と思うのが精いっぱいです。何とか歯を食いしばってついていきたいと
思います。家内も中国出張帰りでほとんど詩吟になりませんでしたが、
何とか頑張りました。その精神力には感心しました。