去る2016年1月16日NPO法人WAHAHAの会とマルセイ
共同主催の「こころの新年会」が西市民センターで
開催されました。
まずWAHAHAの会の木元聖花理事長があいさつをし、
永井史郎先生、田中昭夫先生、濱口浩平さまに新年所感の
あいさつをいただきました。
満州で終戦を迎え4年間のシベリア抑留から無事帰還した
91歳の田中楽風先生が当時を語りながら、アコーディオンと
歌の三役で会場を沸かしました。魂を揺さぶるような語りべと
歌に何度も涙を誘われました。生まれて1か月の時、戦争に行って
しまったお父さんがついに戻れなかったというTさんはずっと涙しながら
聞いていました。「戦争は負けても人間負けとらん」という田中先生の
お言葉が胸を打ちました。
つづく田中詩吟教室の皆さんの披露も良かったです。
日本の詩吟界を代表する田中昭夫先生ご夫妻、五島先生ご夫妻の吟詠も
素晴らしかったですが、詩吟教室の皆さんの全体のレベルアップと
真面目な姿勢が参加者に新しい詩吟のイメージを与えたと思います。
吉中軍団の心のこもった粕汁、おでんや赤飯、ぜんざいなど、前田良枝さんが
作った沢山のお料理、私が作ったキムチスープ餃子と「家族の幸せと団らん」の
料理、食事タイムは大いに盛り上がりました。
第2部は井上志郎先生のあいさつから始まり、副島茂さまと娘の仁玉がスピーチをしました。
91歳の志郎先生の元気いっぱいのあいさつと歌声に皆さん大きな拍手を送りました。
娘も30歳を迎えての闘志を淡々と語り、さすが木元さん夫妻の娘やとほめられました。
つづいて西播俳人協会のみなさんが即興の俳句を披露しました。
小坂文之先生ご夫妻の俳句は一心同体というか、前回のこころの七夕祭りと同じく
似た俳句でした。つづいてふれあい山歩こう会の15人の合唱「青い山脈」を
田中先生の生伴奏で熱唱しました。恒例の志郎先生のマジックショーのあと、
山本さんのリードでラフターヨガををしました。
恒例の抽選会の後みんなが輪になって炭鉱節を踊りました。
午前10時半にスタートした会があっという間に午後3時近くなってしまい、
日本の人間国宝級の井上志郎先生、田中楽風先生、永井史郎先生、田中昭夫先生から
生き方を学び、生きる勇気とパワーをいただいて実践しましょうと閉会の宣言を
させていただきました。参加者の皆さん、吉中軍団、前田さん、司会の三鍋さん、
遠方から駆け付けてくれた橋爪さんに心から感謝を申し上げます。
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