昨日キャッスルホテルで三木英一先生が主宰する
英斎塾20周年記念講演会と懇親会が開催されました。
三木先生は姫路東高等学校長を20年前に定年退職されてから
英斎塾を創立されました。
現在は全国木鶏クラブ世話人会会長、姫路市遺族会会長など
多忙の毎日ですが、80歳の高齢をものともせず、論語の普及や
古典の教えに東奔西走しています。
ご専門の英語は同時通訳ができるくらい達者で、セックスピアから
論語等の古典まで英語で流ちょうに諳んじることができます。
ほかに書道、茶道、社交ダンス、コーラス、詩吟など趣味も
多岐にわたり、なんでもできる八方美人です。
私と家内も300人余りの参加者とともに三木先生の熱弁に聞き入っていました。
三木先生の原点は先の大戦でお父様を亡くし、お母様が泥をなめる
ような生活をしながら子供3人を育ててくれたところにあるのでは
と思われます。
三木先生は「学びて厭わず、教えて倦まず」を貫いてきましたが、
私はせめて三木先生の半分の「学びて厭わず」を貫こうと
心を新たにしました。
懇親会での田中先生の詩吟「修学」は、詩の内容、吟詠の迫力
ともに特にすばらしかったです。
修学⇒夢窓疎石作
一日の学問 千載の宝
百年の富貴 一朝の塵
一書の恩徳 萬玉に勝
一言の教訓 重きこと千金