今日長岡京の錦水亭で新緑を愛でよう会がありました。
カナオカ機材の金岡会長が発起人で、70人余りが集まりました。
錦水亭は筍料理で有名ですが、卒寿の半頭大雅老大師は冒頭の
あいさつで、「学問をする人は皆泥棒です」としたうえで、
老大師が尊敬する先生の漢詩に「肉の味を忘れるほど筍がうまい」
の句があるが、それは中国の白楽天から盗んだ句で、白楽天の句も
論語から盗んだものだとか。なかなか味のあるあいさつでした。
京都大学名誉教授の杉本八郎先生は、アルツハイマーの根本治療薬が
あと5年で開発と臨床と認可が終わるとしたうえで、その開発に必要な
資金は1000億だとか。あまりにもスケールの大きな話でしたので
唖然としてしまいました。
浜村淳さんのあいさつも面白かったです。結婚式の祝辞として、
簡単で面白いことを教えてもらいました。
「菊根分け 後は自分の 土で咲け」の俳句と「結婚してから
三つのきは植えてはいけません。それは、うわき、たんき、びょうきです」
私の番で、私は金岡会長と奥様の時子さんを称えて「内助の功」の
話しをしましたが、詩吟の仲間の長谷川さんが自分のあいさつで、
自分の事には一切触れずに私のことをPRしてくれました。
おかげさまでみんなの前で大きな勲章をつけてもらいました。
金岡会長の「継続こそ力」の本をいただきましたが、本のカバーには
細川護照元内閣総理大臣の「身を削って、周りを明るくするロウソクの
ような特異な人だ」と金岡会長を称えました。
風光明媚なガーデン式料亭には、色とりどりの花が咲き乱れており、
名物茸料理を堪能しながら有意義な一時を過ごさせていただきました。
一本5万円もするそうですが、それでも
なかなか手に入らないとか)