今日は旧暦の1月20日で私の60回目の誕生日です。
1月20日にすでに多くの方から誕生日祝いをしてもらっていますが、
本当の誕生日は旧暦の1月20日で、ちょっとややこしいですが、
毎年の旧暦のお正月が同じ日でないように、私の誕生日も毎年変わります。
三日前の1月17日が弟弘基の誕生日で、1月18日が家内の誕生日です。
ロシアに住んでいる娘夫妻が家内の誕生日祝いもかねて、60本のバラを
送ってきました。家内がサプライズで神戸ポートピアホテルを取ってくれました。
ホテルに着いたら図らずも部屋をグレードアップしてもらって、優雅な夕食とともに
幸せな一時を過ごさせてもらいました。
今朝は6時半から神戸市倫理法人会で「お母さん生んでくれてありがとう!」の
タイトルで講話させていただきました。今回が3回目ですが、これまでは朝5時ごろ
家から出発して講話しました。今回もそのようにしようと思っていたら、パフォーマンス
下手な家内が内緒でホテルを取ってくれました。講演が終わるとまたサプライズです。
村山順子前神戸市倫理法人会会長から還暦祝いの花束をプレゼントされました。
松井覚慧前須磨倫理法人会会長から私の誕生日を聞いて、出先の宮崎の実家から
庭に咲いているお花を持ってきてくれました。胸が熱くなるくらいありがたかったです。
普段なら講話が終わればモーニングを参加者と一緒に食べながら交流しますが、
今日は9時半から姫路市勝原公民館で講演でしたので、あいさつもそこそこにして
すぐ姫路に車を走らせました。幸いに大きな渋滞もなく時間前に会場に着き、
「エベレスト登頂を果たして」というタイトルで講演しました。吉中軍団がいつもの
追っかけ応援に駆け付けてくれました。講演の後はステーキ屋さんで昼食をごちそうになりました。
事務所に戻りましたら、教え子の陸智豊さん(私の後任としてヤエガキ酒造国際貿易担当)から
娘の愛ちゃんの東大合格連絡が入りました。私が尊敬している黒木正也会長(今年一番に
還暦祝いをしていただきました)が事務所に来られました。東京と大阪に住んでいる姪御たちからも
素晴らしいプレゼントが届きました。会社の郵便箱を開けたら東久邇宮記念会受章知らせの
手紙が入っていました。
実は今朝1時ごろ目が覚めました。別に朝の講話が気になったことではありません。
娘からの60本のバラが目に浮かび、子供の時はるか向こうにあると思っていた還暦を
今自分が迎えたことに対する信じがたい思いと、認めなければならない現実との複雑な
思いに駆られました。
これまで歩んできた60年に点数をつけるのではなく、これからいかに60歳にふさわしい
生活と振る舞いをするかをいろいろと考えましたが、はっきりした結論には至りませんでした。
でも、夢をあきらめないこと、今日という一日を精一杯生きることだけは変わることがありません。
60歳の還暦にふさわしい幸せいっぱいの一日を心より感謝です。
還暦や幸せ運ぶ春の風⇒正均